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佐渡寒ブリ。氷見寒ブリとは兄弟なのか?

2017-04-10
天然ブリ

天然ブリ。

上の写真は「佐渡寒ブリ」ではありません。2月に、いつもの鮮魚市場で仕入れた、長崎の天然ブリです。

ブリのブランドについて調べてみた。

今日は、その第3弾で「佐渡寒ブリ」。

佐渡寒ブリ。氷見寒ブリとは兄弟なのか?

JF新潟漁連のホームページに「佐渡寒ブリ」について、次のような説明があります。

佐渡寒ブリは全て天然物です

春に日本列島を大きく北上し北海道まで至ったブリは、水温が15℃を下回る11月頃から南下をはじめます。この南下途中の11月中旬から1月頃に新潟沖を通過する際、佐渡の定置網に入るブリが佐渡寒ブリであり、脂が乗りきった、全て正真正銘の天然魚です。。

引用元:新潟県漁業協同組合連合会

なるほど。そういうことか。

ブリは、秋から冬にかけて、北海道の沿岸から、九州の海域へ南下していく。

その途中で、11月から翌年2月頃、富山湾に入り込むブリがいる。九州海域へ移動するつもりだったのに、富山湾に迷い込んでしまったと言ったほうが、正しいのかもしれない。

そして、そのブリは、富山県氷見沿岸で漁獲され「氷見寒ブリ」として出荷される。

ただ、日本海を南下するブリは、富山湾に入り込む前に、まず石川県の能登半島にぶつかり、石川県沿岸を移動する。

この時、石川県沿岸で漁獲されたブリは「天然能登寒ぶり」として出荷される。

もう、お気づきですよね。そんなこと、前から知っているよ、いまさら、という方も多いかと思いますが。

石川県の能登半島にたどり着く前に、新潟県の佐渡沿岸で漁獲出荷されると「佐渡寒ブリ」と呼ばれる。

そういうことだったのか。

「佐渡寒ブリ」「天然能登寒ぶり」「氷見寒ブリ」の主に共通するところは、

  • 日本海を南下する天然寒ブリである
  • 主に定置網で獲れた
  • 11月から翌年2月にかけて獲れた

といったところか。

大きな違いは、獲れる海域の違いになる。

しかし、ブランドとして出荷するためには、それぞれのブランドの基準を満たす必要があるため、全く同じ寒ブリというわけではない。

ただ、工場で生産される製品と違って、ブリは生き物である。しかも自然に育った回遊魚である。

明確にブランドの基準規格を決めて、大きさや重さで区別することはできたとしても、その肝心の味や味わいまでをコントローするのは、難しいと思う。

新潟県佐渡島の両津湾で獲れる「佐渡寒ブリ」。

食べた経験のない方は、一度、お取り寄せしてみるのもありかも。

やっぱり、旬の時期に、佐渡島まで行って、現地の寿司屋や割烹などて食べるのが、一番おいしい食べ方だろう。

天然能登寒ぶり。氷見寒ブリとは違います。

2017-04-09
寒ブリ

寒ブリ。

上の写真は「天然能登寒ぶり」ではありません。2月に、いつもの鮮魚市場で仕入れた時の寒ブリです。

昨日のブログで「氷見寒ブリ」のことについて、ちょこっと書いた。

今日は、その続きで「天然能登寒ぶり」。

天然能登寒ぶり。氷見寒ブリとは違います

石川県漁業協同組合のホームページに「天然能登寒ぶり」について、次のような説明があります。

石川県漁協では、県内沿岸の定置網で11月から翌年2月にかけて漁獲され、県内の漁港等で水揚げされる7kgを超える上質のぶりを天然能登寒ぶり®としてブランド化を図っています。

引用元:石川県漁業協同組合

この説明から、天然能登寒ぶりの条件をひろってみると、

  • 天然寒ブリである
  • 石川県内の沿岸で獲れた
  • 石川県内の漁港等で水揚げされた
  • 定置網で獲れた
  • 11月から翌年2月にかけて獲れた
  • 7kgを超える

ということだろうか。説明を箇条書きにしただけなので、正確な基準ではない。目安程度にお考えください。

これを、文字通りに受けとめれば、富山県の「氷見寒ブリ」と石川県の「天然能登寒ぶり」は、単純にブランドが違うよ、ということの他に、ブリの良きライバルのようにも思えてくる。

たとえは良くないが、ラーメン屋の隣にラーメン屋があったり、元祖を表明するお店の隣に本家のお店があったりするように。

北海道の近海で育ったブリは、冬に南下して、能登半島、そして富山湾に入ってくる。

ひょっとすると、石川県で獲れれば「天然能登寒ぶり」と呼び、富山県で獲れれば「氷見寒ブリ」と呼ぶのではないか。、

もう少し厳密に考えると、海域に県境の線がひかれているわけではないので、どこで獲れたかというより、どこの漁港で水揚げされたかということになるのでは。

極端なことを言えば、石川県で獲れた寒ブリを、富山県氷見の漁港へもっていけば、立派な氷見寒ブリになる? 調べたわけではないので、実態はわからない。

もし、私が漁師だったら、より高く競り落とされるところへ、水揚げしたいと思うだろう。

では一体、その違いは何かということになるのだが。

いずれにせよ、消費者としての私の立場からすると、美味しいブリを食べたいだけで、ブランドにはこだわらない。

気になる方は、一度「氷見寒ブリ」と「天然能登寒ぶり」を食べ比べてみると面白いと思います。

もちろん、どちらの寒ブリも、脂がのって美味しいはずです。

越中ブリ、飛騨ブリ、というブリ

ちなみに「越中ブリ」「飛騨ブリ」という呼び方もあるらしい。

越中とは昔の国名で、現在の富山県にあたる。富山湾で獲れたブリは「越中ブリ」として岐阜県の高山地方へ。

そこから「飛騨ブリ」と名前を変え、長野県の信州地方へ運ばれた、という。

ただ当時は、現在のように、富山湾で獲れた時の鮮度を保ったまま、岐阜県や長野県へ輸送する技術はなかったので、ブリは塩漬けにされていた。

それにしても、ブリ! 凄いじゃないか。



店舗情報

店舗名、外観写真
海鮮居酒屋 一八 お食事処
住所
福岡県糟屋郡志免町別府3丁目15-5
フクオカケン カスヤグン シメマチ ベフ
電話番号
092-292-3133
営業時間オーダーストップ
11:30~14:30
17:00~22:30
※14:00
※22:00
定休日
不定休
駐車場
6台
アクセス
 
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